犬の病気 狂犬病


犬の病気として最も恐ろしい病の一つです。犬だけにとどまらず人間、ほ乳類全般に感染します。発症すると致死率がとても高い恐ろしい病気です。

狂犬病のウイルスは唾液の中に含まれていて、病犬に噛まれることで体内に浸入します。勿論噛まれなくても、ウィルスが入った唾液が体内に入ることにより感染します。ウイルスは神経から脳に到達し、神経症状を起こします。


(症状)
症状には2つあり、狂騒型と麻痺型があります。潜伏してから発症するまでは一週間から一年と様々で、狂騒型は感染すると中枢神経がおかされて異常に吠えたり、よだれを流しながら徘徊したり、挙動不審になり凶暴になったりします。麻痺型は筋肉の麻痺により動けなくなり、食事や水分を補給できなくなり死に至ります。

(治療)
現在、狂犬病の治療法はありません。
狂犬病予防法により、年一回のワクチン接種が義務化されています。必ずワクチン接種をしましょう。

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