愛するペット(ネコ)とお別れするときのこと


ペットを飼っていると、直面せざるを得ないのが「ペットとのお別れ」です。ペットと同じ時期に死ぬか、ペットよりも先に死ねれば、ペットの死に立ち会わなくて済むことにはなりますが、多くの動物が人間よりも平均寿命が短いことを考えると、ペットとのお別れ、すなわちペットの死とはほぼ確実に向き合うことになります。



長い間一緒に暮らしてきたペットが衰弱していくのを見るのは心苦しいところですが、ココはひとつ、穏やかな老後を迎えさせてあげたいところですよね。

今回は、老猫との付き合い方について、少しだけご紹介していきます。

ネコは何歳から老け始めるのか


ネコの年齢を人間に換算すると(様々な換算方法があるみたいですが)、大体、最初の6カ月が人間の10年に相当すると言われます。言わば「子ネコ時代」です。一時期一世を風靡したK-POPアイドルみたいですが、それとこれとは関係ないです。

次の6カ月が、人間の5年に当たるそうな。

「15のネコ」的、盗んだバイクでニャーニャニャニャーニャー的な時代を過ごすわけですね。暗い夜の帳の中をね(テキトー)。

そしてそれ以降は、毎年4歳ずつ歳をとっていく感じだそうです。ですから、1年で大体大人になって、その後4歳ずつ歳をとっていく。ですから、8歳くらいからは中年とも言える世代に入ってきます。

12歳を過ぎると、立派な老年期。動作がゆっくりになり、よく眠るようになります。一方、ネコのケアは昔に比べると向上してきており、かつては8歳から始まっていた中年期を10歳からとする説もあるそうです。

ネコと「老い」、その特徴とか


では、ネコが歳を重ねるとどうなっていくのか、ちょっと見てみましょう。



まずは、「体重が減る」。甲状腺や内臓に疾患を抱えていたり、寄生虫がいることもあるのだとか。ただ、活動しすぎというケースもあるらしいのが、見極めを難しくしますけども。「口臭がする」、「よだれが出続ける」、「足を引きずる」などなど・・・。人間と同じような症状が見られるケースもあるようです。

もちろん、老化のサインはこれ以外にも出るらしいのですが。まるで、初老のおっさんの症状を見ているかのようではあります。

また、のどをゴロゴロ鳴らすときは、必ずしも健康で幸せというわけでもないことがあるのだとか。ネコは痛いとき、怖いとき、眠っている時でもゴロゴロとのどを鳴らすことがあるそうです。なぜネコがゴロゴロとのどを鳴らしているのか、様子を見てあげるのも、年老いたネコとの付き合いかたとしては必要かもしれません。

病気のために「食欲がなくなる」こともあるようです。ネコは2~3日食べないでいるだけで、肝臓障害を起こすことがあります。また、ネコは食べないでいると筋肉を燃焼させてエネルギーにしてしまいます。そうすると、体重減少、下痢、貧血、前進の消耗が起こり、修復不可能な臓器障害を引き起こすことがあります。

こうなってしまった時は、飼い主が手からエサをあげるのは効果的なようです。ただ、一度小さくなってしまった胃はすぐに満腹になってしまうので、少しずつ時間をおいて、じっくり食べさせることも時には必要です。

老いたネコと暮らす


ネコ、と一口に言っても様々なネコがいますし、それぞれに性格や考え方も違っていて当たり前です。しかし、多くのネコはどうやら「長生きしてーなー」とは考えてないらしいのです。

むしろ、「今楽しいかどうか」や「次、いつご飯にありつけるか」くらいしか考えていないらしい。だから、「今」が快適で楽しいことが最重要なんだとか。あ、別にネコにアンケートを取ったわけではないので、正確なところはわかりませんけども。

だとするならば、飼い主としては、ネコの長生きのために何かするというよりも、少しでも一緒の楽しい時間を過ごして、美味しいエサを食べさせてあげる、そんなことが大切なのかもしれませんね。

と。ここまで書いてきて、「アレ?アニマルコラム書いてる中の人、変わった?」と思われる方もいるでしょうけども、中の人は変わってません(笑)。ただ、愛するネコとのお別れをあんまり茶化すのもね・・・と思ったことだけは、お伝えしておきます(笑))

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