生き方を動物に学ぼうシリーズ その1:つがい(パートナー)を作ろう

毎日電車に乗り、オフィスに通い、パソコンをパカパカと打っているような生活を繰り返していると、時々野生を思い出したくなり、焼肉屋へ行く僕ですこんにちは(なんか違う)。



いや、でも実際に、自然というのは良く出来ているなあ、と常々思うわけです。だって、人間が介入しなかったとしても(いやむしろ、しなかったならば)、永続的に続いていく(たぶん)営みがそこにはある。

ということは、人間も野生というか、自然に学べば、もっと生きやすくなるんじゃね?と思い、調べてみることにしました。で、まずはパートナー選びから。何でかって?僕が独身だからに決まってるじゃないですか!!!(逆ギレ)

動物にパートナーの作り方を学べるか?


動物の世界でも、オスがメスに求愛するというパターンが非常に多いらしく、オスがメスをいかに獲得するかには、いくつかパターンがあるようなのです。

その1:体力でライバルを駆逐する


わかりやすい。シンプル。ストレート。「オレの女に手を出すな」的、仁義なき戦いを思い出させますね。

この「体力でライバルを駆逐する」パターンの代表例がオットセイやアシカ、アザラシなど。いわゆる「ハーレム」を作ると言われている動物たちですね。中高年男性たちが愛飲している(イメージ)ドリンクのイメージにもなったりしてますよね。

彼らは、自分の縄張りから他のオスを追い出します。その中で、大体オス一頭につきメス10~20頭という縄張りを作って、生殖活動に入ります。



ということは、別に彼らは特別精力が強いというわけでもなさそうなんですが・・・まあいいや。

他にもアカシカやライオン、哺乳類以外ではウシガエルやヒキガエルなどが、体力で他のオスを駆逐するパターンに当てはまるそうです。

その2:メスにアピールする


こういうパターンもありますね。着飾ったり、お金があることをアピールして女性の気を引こうってな考え方。あるある。

例えば、クジャクやキジは派手で美しい外見をメスに見せつけ、いかに自分が良い個体かをアピールしてパートナーを探します。マンドリルも、同じようにルックスでメスからの注目を集めようとしているらしいです。人間的にあのルックスがアリかどうかはまた別の話ですが。

ウグイスやスゲヨシキリは、鳴き声の美しさでメスにアピールしているのだとか。言ってみれば、ブサイクだけど歌がめっちゃ上手い男子、みたいなもんですかねぇ。別に誰とかとは言いませんけども。

動物たちのセコイやり方


このあたりから、グッと人間世界でもリアルな感じが強くなってきます。

その3:プレゼントで釣る


いやー。動物世界にもあるんです、こういうことが。認めたくはないのですが。

例えば、ヨツボシガガンボモドキという昆虫は、メスにエサをプレゼントすることで求愛します。メスはメスでエサ(プレゼント)の良し悪しを判断して、イマイチな場合は交尾の途中でも(!!!)、離れて行ってしまうことがあるのだとか。シビア。シビアすぎる・・・。他にも、アデリーペンギンは巣の材料にする小石をプレゼントして求愛するらしいです。

うーむ。なんだかんだ、動物世界も、腕力とルックスとプレゼント攻勢がパートナー選びのコツってかよ!!現実厳し過ぎるやろ!!

と思っていたら、とんでもない方法が出てきましたよ。

その4:かすめ取る


セコイ。ズルい。いや、何と言われても構わない。自分のDNAが残せれば、それでオッケーというやり方。

ブルーギルという魚は、かすめ取りオスはメスに似た色をしていて、普段は他のオスが張っているなわばりの中で、メスと一緒に生活している。そして、機を見てメスをかすめ取るんだとか。セコイ。大奥の中に紛れ込んだ間男みたいなもんですかね。卑怯もここまで行くと、すがすがしい(笑)。

チンパンジーは、ボスザルが君臨することで良く知られていますけども、ヒエラルキー下位のオスは、ボスの目を盗んで交尾するんだそうです。ただ、見つかるとヒエラルキー上位のサルからめっちゃ怒られるし、攻撃される。そんなとき、攻撃される方のサルはどうするかというと、知らんぷりするらしい(笑)。「いや、ボクじゃないっすけど。ボクそんな、先輩のオンナに手出さないっすよ」的なしらばっくれか。ダサすぎる。

その5:とにかく追いかけ続ける


最後に。サイはやっぱりメスを巡って他のオスと争うらしいのですが、その後はオスがメスを追いかけ続けるらしいのです。追っ払われても、とことんついていく。場合によっては数時間にも及ぶことがあるらしい。

いやー。どれもこれも人間界でやると、ちょっとねえ・・・というヤツばかりだった。しいて言うなら、やっぱり歌声でも磨くしかないか・・・。ちょっとカラオケ行ってくる(違)。

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