つばめ

こんにちは。IWです。


梅雨入りしましたね。
このまえつばめが低く飛んでいるのをみて雨降るなぁと感じたました。


自然界のルール


ひな鳥の鳴き声や低く飛ぶその姿をみて見つけるだけでなく、散歩しながらそんな空模様をみているとつばめの巣をあちこちで見かけます。先日、うちの長男が学校にもたくさんつばめが巣をつくっていると言っていました。

そして、体育の時間に一羽?一匹?のつばめの赤ちゃんが下に落ちているのをみつけたそうです。

かわいそうで巣に戻してあげたかったようなのですが、届かないし勝手にそういうことをすると、人間のニオイがついた子を親が育てなくなることを心配して担任の先生が生物の先生なので、聞きにいったそうです。



すると先生からは「自然界において仕方のないこと。人間が手を出すことではないし、〇〇(うちの長男のこと)の言う通り人間のニオイがつくと親鳥は育てなくなってしまう可能性がとても高い」と言われたのだとか。
長男は納得がいかないもののしぶしぶ受け入れました。

いったんは。。。

自然界と人間界の境界線を考える


しかし、昼休みになってやっぱり気になってまた見に行ったそのとき、担任の先生が脚立を使ってひな鳥を巣に戻していたそうです。

「放っておいても死んでしまう。だったら戻してあげよう。これでうまく育ってくれるといいね。さぁ、授業が始まるから早くいきな」と言われ、ざわざわしていた胸が軽くなり「ありがとうございます!」と安心して授業に向かいました。その後そのひな鳥がどうなったのか、それはわかりません。

この先生の行為はどう思いますか?


・・・子をもつ親としては、とても優しい先生だなと感じます。自然界の生態系の話もしつつ、子の優しさにも聞く耳を持ち行動を起こしてくれた。そんなふうに感じます。

先生が最初に言ったように「自然の摂理に反する」これと同様の意見もあるでしょう。
これについては、たしかに自然環境のなかにおいてはその通りでしょう。下手に人間が手を加えるべきでない。しかし、巣作りをしている場所が既に人間の生活圏。これはつばめが人間の生活圏に入り込んできたのでしょうか。
これに限らず多くの場合はむしろその逆で人間が動物の生息圏内に足を踏み入れ奪ってきたのです。

田畑がイノシシに荒らされた、鹿に荒らされた、熊が出たetc...
これらは人間が彼らの生活空間を壊してしまっているだけの話。
だから自然の摂理がどうとかっていってもね・・・それより自然や動植物たちとの共存することを念頭に置いて考えた方がいいのでは?そんなふうにおもいます。

この梅雨入りでつばめが低く飛ぶのをみてそんなことを思い出しました。

長男は昼休みにつばめを見に行っていて、お弁当を食べる時間がなかったようで夜ごはんを食べた後に残りのお弁当を食べていました(笑)


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