亀さん動物病院へ


「亀が動物病院に入院しました」。
こう言ったとき、一人の例外もなく全員に驚かれました。
私自身も驚きましたし(笑)。


大切な命


いきものなのだから具合が悪くなればそういうこともあるだろう。。。といわれれば確かにそうなのですが、

経験の無いことが訪れるとやはり驚くものですね(-д-`*)ウゥ-

この亀、もともとは長男の通っている小学校のクラスで飼っていたもので、卒業のタイミングで息子が持って帰ってきたのです。

あまりいきものは飼いたくなかったのですが、もう連れて帰ってきちゃったし、返すところもなければ、捨て亀にするのもかわいそう。

きちんと世話をすることを条件に許可(そのうちお世話する比率は子どもより自分になるのかもしれないという覚悟も同時にしなければいけない(笑))したのでした。

飼い始めてしばらくすると、エサをあまり食べなくなりました。



いつも寝てばかりだから最初は気にしていなかったのですがちょっと心配で動物病院探し。

でも亀を受け入れてくれるところ(診られますといってくれるところ)がなかなか見つかりませんし、連れまわすわけにもいかないので何件も電話を掛けてやっと受け入れ先が見つかったのです。



まさかのガタンゴトンと電車に乗せて連れていく。

亀への負担も考えると手持ちでいくわけにもいかないのでバスケットにタオルを敷いて

そこに乗せ布巾をかぶせて。

行先は恵比寿!

こんな遠くにいくとは思っていませんでしたが慣れている先生に診てもらうと安心しましたが、やっぱり弱っていたみたいでした。。。

息子に聞くとたしかに学校では冬でも夜間でも関係なく冷たい水の中に入って過ごしていたのです。

なんと過酷な環境なことか・・・

でも学校のクラスで飼うとなると、飼い方ってそんなものか とも思います。

うちの亀さん動物病院へ入院。。。


そして、首のところから栄養剤を注射して入院することになり、食欲が回復するまでだいたい一週間~二週間といわれました。
一週間後、病院に電話をして入院継続か退院するのかの判断をすることに。

そして一週間後、お迎えにいくことになりました。

もうちょっと入院してもよかったのですが、獣医師の先生からエサを食べるようになったし入院費用もかかるので自宅で栄養剤を注射してあげてくださいということになりました。

血液検査で自分の腕に注射される光景もみたくない私はこの注射ができるわけもなく息子に任せることにしました。

そして入院費用と今後自宅で行う一週間分の注射のお会計。

お会計はなんと84,000円!!

夏のお祭りのテキヤで100~200円で売っているのに!なんてことを一瞬頭をよぎるものの買い替えだなんてできないですよね!

ここは気持ちよく快復を願って支払いました!(払いません!とも言えないし・・・)

でも今後何度も起こるのは勘弁してください!!!(笑)
保険が適用されないから全額自己負担ということで…こんなにかかるんですね(;・∀・)


命には換えられない。

その後、亀は元気になりましたが萬年生きることはできず1年後、天に還っていきました。

一緒に過ごした時間、亀さんにとっても幸せな時間だったらいいな。



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